「小澤・吉川記念エレクトロニクス研究助成基金」令和6年度の募集を開始しました

お知らせピックアップ特設ページ 2023年09月19日

編集部

　CQ出版は，大学・研究機関に所属してエレクトロニクスおよび情報処理等の研究に携わっている若手研究者に対し，公益信託「小澤・吉川記念エレクトロニクス研究助成基金」によって研究費を助成しています．

　令和6年度の助成金給付について，令和5年9月に公募を開始し，令和5年11月10日（金）に締め切ります（必着）．

　国立・公立・私立大学，研究機関（民間企業の研究機関を除く）に所属して，エレクトロニクスおよび情報処理等の研究を行う若手研究者（令和6年4月1日現在35歳以下の方）とします．

　助成金給付の対象となる研究テーマは，以下のような研究項目が含まれます．

・電子素子の製造基盤技術の研究開発
・半導体材料および加工技術の研究開発
・固体電子素子の研究開発
・電子回路の応用研究
・光電子素子の研究開発
・情報処理関連研究
・生体系，宇宙系，量子系，ロボティクスに対する電子技術の応用研究
（その他のテーマも給付の対象となります）

・1件あたり200万円以下で，運営委員会が必要と認めた額

・給付対象者数は3件程度

　電子工学部門を有する大学，研究機関，学会誌等を通じて令和5年9月に公募を開始し，令和5年11月10日（金）に締め切ります（必着）．

　助成金の給付を希望する方は，所定の申請書に記入し，学部長または所属機関長の確認を受けて事務局までお送りください．

※申請書は三菱ＵＦＪ信託銀行ホームページの公益信託募集案内（奨学金・研究助成金等）（https://www.tr.mufg.jp/shisan/kouekishintaku_list.html）よりダウンロードできます．

　運営委員会で審査し，給付対象者および助成金額を決定し，令和6年2月中に採否を文書で通知します（運営委員会については下記を参照）．

　令和6年4月中に指定された口座へ銀行振込により給付します．

　助成金の使途については申請書をご覧ください．なお，人件費，旅費の合計額が助成金額の2分の1を超えないものとします．

※委任経理とする場合，助成金による間接経費の支払いはできません．

　令和6年3月に授与式を行います．

・研究課題を変更，中止，廃止する場合，または機械・器具・備品等の使途内訳・金額が当初申請書と相違するときは，速やかにその理由を付した書面（様式適宜）に，学部長または所属機関長の確認印を押印の上基金事務局に報告し承認を受けていただきます．

・前項の変更または取り消しの結果，余剰金が生じたときは，その金額を返還していただきます．

　助成対象期間（令和6年4月から1年間）終了後，3カ月以内に研究概要報告および助成金使途報告を提出していただきます．また，この助成による研究に基づき論文を書く場合は，その論文中に当助成基金による研究であることを記載していただきます．

　本基金に学識経験者で構成される運営委員会を設置し，助成金給付対象先の選考並びに給付額の決定を行います．

委員長　木村忠正（電気通信大学名誉教授）

委員　雨宮好仁（北海道大学名誉教授）

委員　大塚康二（元サンケン電気株式会社研究所長）

委員　関川敏弘（元産業技術総合研究所客員研究員）

委員　波多野睦子（東京工業大学教授）

（五十音順）

〒164-0001 東京都中野区中野3－36－16

三菱ＵＦＪ信託銀行リテール受託業務部公益信託課
「公益信託　小澤・吉川記念エレクトロニクス研究助成基金」事務局

TEL 0120-622372（フリーダイヤル）

(受付時間　平日9:00～17:00　土・日・祝日等を除く)